ウイルスから世界を救うボードゲーム「パンデミック」は採用や研修に使えるかもしれない

はじめに

久しぶりのボードゲーム紹介です。

今回は今のご時世に合った「パンデミック」というボードゲームです。
これはウイルスの広がっている世界で協力して治療薬を発見することで世界を救うことを目標した協力ゲームです。

コロナの影響で外出がなかなかできないので、そういうときは家族や同居人とボードゲームをして過ごすのはどうでしょうか。

パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム

パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム

  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: おもちゃ&ホビー

パンデミック

hobbyjapan.co.jp

パンデミックとは、伝染病や感染症が世界中に流行することを表す用語。
このゲームは、世界中に拡大しようとする感染症の根絶を目的とし、プレイヤー同士が協力し合って、4種類の病原体すべてのワクチンを発見するという、多人数協力型ゲームだ。

このように紹介されているように、このボードゲームは珍しい*1協力ゲームという形式です。
そのため、プレイヤー間で争うのではなく、システムに勝つにはどうすればいいのかというプレイングになります。

ゲームの目的はウイルスが蔓延して世界が滅亡する前に4種類の治療薬を発見するというものです。
感染者が増えすぎるとアウトブレイクが発生してしまうので治療をし、ただ治療を進めるだけでは根絶できないので治療薬の発見に勤しみ、そのために世界中を駆け回る必要があるために研究拠点を築き、と、様々な選択肢がある中で何を優先すべきかを考えて協力してゲームを進めていく必要があります。

さらに、このゲームには「科学者」「研究員」「衛生兵」「通信司令員」「作戦エキスパート」などのキャラクターが存在し、それぞれは異なる能力を持っています。
プレイヤーはいずれか1つのキャラクターを担当し、その能力を存分に発揮できるようなプレイを目指します。

採用や研修に利用できるかも?

ボードゲーム自体がアイスブレイク等に利用できるということは、前に紹介しました。 ohshige.hatenablog.com

今回のボードゲームは協力ゲームであり戦略もかなり必要になってくるため、採用や研修時のグループディスカッションの代わりとして利用できるかもしれません。

どういう点で利用できると考えているのか、いくつか紹介します。

理解力

まず、単純なボードゲームではなくルールも多少複雑であるため、最低限の理解力が必要になります。
ルールをしっかりと把握できているかといった判断が可能かもしれません。
もちろんルールをしっかりと伝えられないと意味が無いので、提供側のわかりすい説明が必須になります。

リーダーシップと議論

また、協力ゲームであるためリーダーのようなポジションが必要になってきます。
しかし、リーダーが奉行として指示を出し、周りがそれに従うだけでは駄目で、自分の意見もしっかりと発言しなくてはいけません。
今は何を優先してどうするべきであるかを議論し、とるべき行動を決定します。

性格

人となりもわかるかもしれません。
確率を綿密に計算し効率でものごとを決定するような効率タイプなのか、リスクヘッジに重きをおく慎重タイプなのか、リスク覚悟でハイリターンを求めるギャンブラータイプなのか、プレイヤーの性格が出ます。

このように、理解力、リーダーシップ、性格などが表れるため、採用や研修の場に有効なボードゲームです。

さいごに

御託を並べてはいますが、普通におもしろいので採用や研修関係なく是非やっていただきたいです。

*1:「協力ゲーム」という形式は実際は特に珍しくも無いのですがボードゲームをやりなれていないと珍しいかも?