よく知られたボードゲームに似ているオススメのボードゲーム
はじめに
たまにはボードゲームの話でもしようと思います。
最近はボードゲームも人気になり、ボードゲームと言えば人生ゲームやUNOだけではないということも多少広まっている気がします。
そこで、よく知られたボードゲームと似ているが、それとは違うもしかしたらもっと面白い(一部では)ド定番でもあるボードゲームを紹介します。
どちらかがより面白いということで紹介しているわけではないので、悪しからず。
人生ゲーム ではなく ねことねずみの大レース
人生ゲームといえばすごろくです。
すごろくっぽい似たボードゲームとしてねことねずみの大レースがあります。
普通のすごろくと大きく違う点は、運だけではなく戦略も求められるという点です。
ねことねずみの大レース (Viva Topo!) PG66003 ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ブラザージョルダン社
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これは、サイコロを振って、その目の数だけ好きなように自分のねずみを進ませ、途中に落ちているチーズを取っていき、最終的に一番チーズを取った人の勝ちというゲームです。
ただし、サイコロにはねこの目があり、それが出るとねこが動き出します。ねこがねずみに追いついてしまうと自分のねずみを失ってしまいます。
チーズはスタート近くからゴール内まで数カ所に点在していますが、スタート近くほど点数が低くゴールに近いほど点数が高くなっています。そして、チーズを取ったねずみはねこに襲われることはありません。
つまり、ねこに襲われることを恐れてスタート近くの低い点数のチーズを取るのか、ねこに襲われるかもしれない中でゴール近くの高い点数のチーズに挑戦するかという、戦略も求められます。
子供とも一緒に楽しめますが、大人同士でも盛り上がります。
特にねこが追ってくる様は熱く緊迫感があります。
UNO ではなく NEU
UNOといえば、ある程度の人数で遊べるカードゲームです。
そんなカードゲームで似たボードゲームとしてNEUがあります。
大きな違いとしては、運要素がより大きくなり短時間で終わるようになっている点です。
- 出版社/メーカー: おもちゃ箱イカロス
- 発売日: 2007/02/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これは、数字や特殊効果が書かれたカードを配り、順番に場に出していき、場の数字の合計が101を超えるようにカードを出してしまった人の負けというゲームです。
数字カードにはマイナスのカードや場の数を101に上書きするカードもあり、特殊効果のカードとしてパスやリバースなどがあります。
数字は0からスタートするので序盤は101はまだまだ先なのですが、50や101のカードが出されて急に熱い展開が繰り広げられることがよくあります。
足し算ができれば誰でも遊べ、1ゲームがとても短いので気軽にできます。
運要素がとても大きいので、ワイワイ楽しめるゲームです。
ジェンガ ではなく キャプテン・リノ
ジェンガといえば、崩した人が負けというような積み木のゲームです。
積み木っぽい似たボードゲームとしてキャプテン・リノがあります。
大きな違いとしては、何を積んでいくか戦略的に選べる点と、リノというキャラクターを登らせる独特な仕組みがある点です。
キャプテン・リノ (Super Rhino!) (日本版) カードゲーム
- 出版社/メーカー: HABA
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これは、屋根カードと呼ばれるカードを配り、その屋根カードと壁カードというカードを使い、積み木のようにタワーを作っていき、倒してしまった人の負けというゲームです*1。
屋根カードにはスキップやリバースなどの特殊効果があったり、次の人が積むべきカードの形を指定できたり、戦略性があります。
さらに、リノというキャラクターのマークが書かれたカードを出すと、次の人はリノの人形をそのカードに置かなくてはいけません。リノがすでにどこかに置かれている場合はそこから回収した上で再度指定の場所に置く必要があります。
積み木というよりはトランプタワーに近いですが、ただ積んでいくだけでなく、積み方を指定される上に、人形も動かしていく必要があって、とても盛り上がります。
小さな子供がやると身長近くにもなり、巨大版で遊べば大人の身長でさえ優に超えてくる楽しさもあります。
- 出版社/メーカー: HABA
- メディア: おもちゃ&ホビー
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将棋 ではなく ガイスター
将棋といえば、盤と駒を使う2人用のゲームです。
2人用の似たゲームとしてガイスターがあります。
大きな違いとしては、将棋ほどガチガチではなく運要素もあり気軽に楽しめる点です。
- 出版社/メーカー: メビウス
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これは、良いおばけと悪いおばけを4体ずつ、どのおばけがどちらのおばけかは相手にわからないように自陣に設置し、将棋のように交互に動かして、相手のおばけを取ったりしながら、条件を満たした方の勝ちというゲームです。
勝つための条件として、①相手の自陣近くにある出口から良いおばけを外に出す、②相手の良いおばけを4体取る、③自分の悪いおばけを相手に4体取らせる、という3通りあります。
おばけはすべて前後左右の1マスしか進めることができず、ルールも簡単ではあるのですが、相手のおばけが良いのか悪いのかわからないために、とても悩ましくとても面白いゲームです。
相手の出口から出す必要があるのは良いおばけなので、良いおばけで相手陣地に進む必要があるのですが、単純に進むと相手に取られて相手が有利になってしまいます。そこで、良いおばけと見せかけて悪いおばけを進めて、悪いおばけを相手に取らせることを考え...と、裏の裏の裏まで考えることもある奥深いゲームです。
ルールが簡単であるので誰でも遊べるのですが、運要素もあるため将棋のように強い人が絶対に勝つということがなく気後れすることもなく楽しめます。
ビンゴ ではなく ストリームス
ビンゴといえば、大人数で余興として遊べるようなパーティーゲームです。
大人数で遊べるパーティーゲームとしてストリームスがあります。
どちらも数字を扱うのですが、大きな違いとしてただの運ではなく自分で戦略的に数字を配置していく点です。
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リメイクとして、同じルールのパーティーキンゴ!というボードゲームもあります。
- 出版社/メーカー: ディアシュピール株式会社
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これは、参加者に書き込めるようなマスのあるシートを配り、数字の書かれたカードを代表者が順番に引き、参加者はその数字をマスに書き込んでいくゲームです。
参加者は引かれた数字を好きなようにマスに書き込んでいくのですが、できるだけ昇順になるように書き込んでいきます。
全てのマスを埋めた段階で、昇順になっている数字列の長さに応じて得点し、合計得点が一番大きい人の勝ちというゲームです。
基本的には昇順列が長いほど点数が大きくなるので、引かれたカードの数字と残っている数字を考慮し、確率をとるのかギャンブルをとるのか判断し、数字を書き込んでいきます。
大人数で遊べて、運要素ではなく多少意思を含んだ勝負にしたい場合にぴったりのゲームになっています。
良くない数字が出たときは阿鼻叫喚の図となるのも楽しめます。
さいごに
今度、会社の懇親会で上にあげたボードゲームの一部をやることになったので、ついでに色々と紹介しようと思い、書きました。
ボードゲームがとても好きなので、低頻度で紹介できたらと思います。
おまけ
今、放課後さいころ倶楽部というアニメが放送中です。
面白いボードゲームが紹介されて、途中の説明もとてもわかりやすいので、オススメです。
- メディア: Prime Video
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原作は、ボードゲームというニッチなテーマの漫画であるのに現時点で15巻も出ていて、追うのは大変かもしれないですが、こちらもとても面白いのでオススメです。
放課後さいころ倶楽部 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 中道裕大
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: コミック
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*1:正確には勝ちを決めるゲームです